【ミニコラムVol.99】
薬膳効果！体を温める
参鶏湯風スープ

こんにちは！
VICTORIA Designのブログをご覧くださり、
まことにありがとうございます。

寒くなってくると困るのが冷え。
大したことはないだろうと放っておくと
ゾクゾクっと背筋に寒気が走り、
風邪をひいてしまった…
そんな経験がある方も多いはずです。

忙しい現代人にとって
体調管理は必須項目。

常に気になるものですが、
毎日のお食事で体調を
整えられたら良いと思いませんか？

そんな時に役立つのが
薬膳の考え方です。

日頃食べている食材には、
それぞれ体調を整えるための
作用が備わっています。

こちらの記事では
身近な食材のもつ作用を活用して、
体調を整える参鶏湯風スープの
レシピをご紹介します！

【参鶏湯とは？】

韓国料理の一つで、鶏肉と
滋養に良いとされる食材を
一緒に煮込むスープです。

本場韓国では丸鶏のお腹に
高麗人参やなつめ、もち米、
にんにく、松の実、といった
食材をつめて煮込み、
夏バテ予防に
食べることが多いそうです。
日本における土用の丑の日の
うなぎのような存在です。

味わいは鶏の旨味がとけ出した
熱くてとろみのあるスープが魅力的で、
香味野菜の香りが食欲をそそります。

そのとろみや旨味から季節を問わず、
特に寒さの厳しくなる
冬に食べたくなるお料理です！

【お家で手軽にできる参鶏湯の作り方】

ビタミンや鉄分などの
ミネラルを多く含む根菜類と、
タンパク質を豊富に含み、
消化に優しい鶏肉を一緒に
炊飯器で煮込みます。

本来の参鶏湯は
高麗人参を入れて
独特の風味をもつものですが、
日本のスーパーでは
なかなか手に入りにくく、
クセもある食材なので
スーパーで手に入りやすい
手羽先と根菜を使って作ります♪

〜材料（２人前）〜
★鶏手羽先　６本
★大根３センチ
★人参１/２本
★ゴボウ　５センチ
★もち米　大さじ２
★クコの実　６〜８粒
★生姜　１かけ
★にんにく　１かけ
★万能ねぎ　少々
★鶏ガラスープのもと　大さじ１
★水　５００cc
★酒　大さじ２
★塩　少々
★胡椒　少々

【１】
根菜類は洗って
食べやすい大きさにきる。

【2】
生姜は千切りに、
にんにくはつぶす。

【3】
炊飯器にもち米、【2】と
クコの実と調味料、
鶏手羽先を入れ、炊飯器の
スイッチを入れて煮込む。

【4】
深皿に盛り付け、
小口切りにした
ネギをふって完成。

【Checkポイント】

薬膳において、
使用するそれぞれの
食材にはこのような
効能があると
考えられています。

■鶏肉■
体力の回復、
胃腸に負担をかけない、
お腹から体を温める。

■大根■
喉の不調、胃もたれ、
粘膜に働きかける、
免疫力アップ。

■人参■
胃腸を整える、
痰を出し咳を和らげる。

■ゴボウ■
解毒、便通をよくする、
余分な熱をさます。

■生姜■
お腹を温める、
風邪の引きはじめに
とると良い。

■にんにく■
胃の働きを高める、
発汗、消化不良の改善。

■もち米■
胃腸の働きを高める、
気力をつける。

■クコの実■
疲労回復、
目のトラブルの改善、
勢力減退の改善。

【まとめ】

スーパーで気軽に買える
材料を中心にした薬膳料理、
参鶏湯風スープのレシピの
ご紹介でした。

ご飯を添えると立派な定食に！
お好みで塩や胡椒、
キムチを添えても美味しいです♪

毎日のお食事で
薬膳の考えを取り入れ、
体調管理にお役立てください！

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