プロバイオティクスといえば、
「腸に良い菌?」とか、「ヨーグルトに入っていた?」
などと思う方も多いのでは。
近年、プロバイオティクスは聞きなれた
言葉であり人気も高いのですが、
実は詳しくは把握していないという方も
少なくないかもしれませんね。
今回は、「プロバイオティクス」について
お伝えします。
【プロバイオティクスとは?】
プロバイオティクスとは、
腸内環境のバランスを整えるために、
体に良い働きをする微生物のことです。
便秘などでお腹の調子を整えるために、
ヨーグルトを食べて乳酸菌や
ビフィズス菌を得ようとしたことがあると思いますが、
その乳酸菌やビフィズス菌をはじめ、
酪酸菌、糖化菌などの、生きた善玉菌のことです。
1989年にフラーという学者に、
「プロバイオティクスとは、腸内フローラの
バランスを改善することにより、宿主(人間)に
有益な作用をもたらす生きた微生物」と
定義されました。
【プロバイオティクスの働き】
人の腸内は、「善玉菌」、「悪玉菌」、「日和見菌」という、
大きく分けて3つの菌で構成され、
60~75%を日和見菌が占めて
バランスをとっています。
しかし、肉食過多などの偏った食事を続けると、
日和見菌が悪玉菌になり腸内の
バランスをくずして体調不良を
呼び込む体質になりかません。
そこで、くずれた腸内環境を整えるために
「プロバイオティクス」を摂取し、
腸内の微生物のバランスを取り戻すことで、
不調の発生を未然に防ぐとされているのが、
プロバイオティクスを摂る意義となった一つの概念です。
【プロバイオティクスに期待できる効果】
★便通の改善★
腸内環境の微生物の
バランスを整えることにより、
便秘や下痢といった症状を改善
★免疫力向上★
腸以外にも全身の免疫細胞に
働きかけることで、免疫力向上
★アレルギー症状の抑制★
免疫細胞に働きかけることで、
アレルギーの軽減に作用
上記に述べた以外にも、
腸内環境を整えることで、
「気分が良くなる、ダイエットへもつながる」など、
期待したい効果が多くあります。
【プロバイオティクスを含む食品は?】
プロバイオティクスは、納豆やキムチ、
ぬか漬け、ヨーグルトなど、
日々の食事から手軽に摂取できる
発酵食品に多く含まれています。
納豆の納豆菌は、腸内の善玉菌を
活性化し悪玉菌の増殖を抑えますし、
ぬか漬けは、加熱せず発酵した
野菜そのままの栄養を得られます。
ただし、食事からのプロバイオティクスの
摂取は菌が腸に棲みつくことが難しいため、
毎日摂り続けることがポイントです。
また、食事からの摂取が難しい場合には、
サプリメントなどを活用するのもおすすめです。
【多様なプロバイオティクスを摂ってみてください】
人の腸内環境のバランスは
それぞれ違うので、
さまざまなプロバイオティクスを
自分で確認しつつ摂取し、
サプリメントもいいですが、
普段の食事から上手に取り入れ
すこやかな毎日をおくりたいものですね!
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