【コラムVol.441】
色彩心理で
選ぶ器と料理

【赤系（赤・朱・ワインレッド）】

使用アイテム：絢手毬珍味入れ(朱) & 錦銀彩梅型プレート(レッド)& 蓋つき珍味入れ(鯛)&

 九谷6号皿5点セット(赤絵)& 九谷ぐい呑みカップ(赤絵)

《効果》
食欲増進、エネルギーアップ
赤は交感神経を刺激し、食欲を高める色。
活力を与えたいとき、家族みんなで
しっかり食べたい日などにぴったりです。
お祝いの席にも好まれる色で、
晴れやかな気分にしてくれます。

《器の例》
朱色の和皿、
赤みを帯びた陶器のボウル

《料理例》
ハンバーグ、ラザニア、
赤身肉のステーキ

【黄色・オレンジ系】

《効果》
気分を明るく、親しみやすさを演出
黄色やオレンジは心を開き、会話が弾む色。
ホームパーティーやお子さまとの食事にも◎。
ビタミンカラーは、
健康的なイメージも与えてくれます。

《器の例》
マスタード色のプレート、
淡いオレンジのマグカップ

《料理例》
サンドイッチ、フルーツ、
グラタン

【 緑系（ミント、抹茶、オリーブ）】

使用アイテム：チョットシリーズ 八角小皿(錆銅) & ロータスシリーズ(サンググリーン)24.0cmオーバルプレート& 

箸置き(四角)& 湯呑みⅦ

《効果》
安心感、リラックス、健康感
自然や木々を思わせる緑色は、
心と身体にやさしい印象を与えてくれます。
日々の健康管理を意識した食事に使うと、
気持ちまで整ってくるようです。

《器の例》
青磁の小鉢、オリーブグリーンのプレート

《料理例》
ほうれん草のおひたし、グリーンサラダ、豆腐料理

【 青系（藍色、空色、ネイビー）】

使用アイテム：ハナガラスボウル16cm & ハナガラスボウル21cm & フィラガラスプレート(ブルー)20cm & 

シノワズリコースター(ラウンド) & ボルゴデルトヴァーリ(フリルナプキン)(ivory・ホワイト)

《効果》
集中力UP、清涼感、食欲を抑える

青は食卓では珍しい色ですが、
暑い日にはとても重宝します！
涼やかで清潔感があり、
特に夏には活躍します。
ダイエットを意識する方にもおすすめ。


《器の例》
瑠璃色のガラス器、藍色の染付皿


《料理例》
冷やしそうめん、冷製パスタ、
刺身盛り合わせ

【 モノトーン（白・黒・グレー）】

使用アイテム：カフェマグ( シルキーグレー) & デプレモティーフプレート(ブラック) &

 シンプルステッチナプキン(ベージュ) & エルモアンティークゴールド(アイススプーン/バターナイフ)

《効果》
洗練・スタイリッシュ・料理を引き立てる
白は食材の色を邪魔せず、
料理そのものを引き立てます。
黒は引き締め効果があり、
料理に高級感を添えたい時に最適。
グレーはバランスが良く、
モダンで落ち着いた印象に。


《器の例》
マットブラックの角皿、白磁のスープ皿、
グレーの陶板


《料理例》
和の懐石、フレンチのコース料理、
デザートプレート

【まとめ】

〜日々の気分で「色を選ぶ」楽しさ〜
「今日はなんだか気分が乗らないな…」
そんな日は、器の色を少し変えてみるだけでも
気持ちが切り替わるもの。

朝は元気が出る黄色でスタートして、
夜は落ち着いた青や黒で一日を締めくくる。

そんな“色のリズム”を
生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

器は単なる道具ではなく、
心と向き合うための静かな
メッセージをくれる存在です。


五感で味わう食事の中に、
「色の力」をプラスすることで、
日々の食卓がもっと豊かに、
もっと優しく変わっていきます。

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