【ミニコラムVol.161】
「こどもの日」
「端午の節句」の由来

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こんにちは!
VICTORIA Designのブログをご覧くださり、
まことにありがとうございます。

こどもの日といえば大空に舞う鯉のぼりを
イメージされる方が多いと思います。

地域にもよるかと思いますが、
最近ではあまり見かけない
光景になっているかもしれません。

家庭によっては、小さめの鯉のぼりや
折り紙などでつくった鯉のぼりを飾っている
ということもあるでしょうね。

鯉のぼりのイメージが強いこどもの日ですが、
そもそも、こどもの日とは一体どういう
由来からきているのか知っていますか?

 

【こどもの日とは?

元来、こどもの日である5月5日は、
男の子の健やかな成長を願う「端午の節句」として
行事が行われていた日であり、
1948年に、この日を「こどもの日」とする
祝日法として制定がなされました。

端午の節句は男の子の成長を願うものでしたが、
こどもの日となってからは女の子含む
全ての子供たちの日でもあります。

しかし、端午の節句の影響から、
まだ少し男の子の日というイメージが
強いかもしれませんね。

そもそも端午の節句というのは、
中国から伝わった風習であり、
5月には厄払いをすることが起源となる
季節の節目の大切な行事の一つでした。

5月5日がこどもの日だという日にちが決まったのは、
その日前後がたいてい天気も穏やかであるのと、
「端午」の「午(ご)」が「ご(5)」と読めるという
語呂合わせ的なことからもきています。

【こどもの日には何をする?

こどもの日には、鯉のぼりだけでなく
五月人形などを飾り、ちまきや柏餅などを
食べるという風習があります。

小さなお子さんのいる家庭や、
お子さんが小さかった頃の親御さんたちには、
新聞紙で兜を折ったという経験のある方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

また、邪気を払い無病息災になると考えられた
薬草の「菖蒲」を入れて沸かした
菖蒲湯に入るのも、こどもの日の風習の一つです。

 

【鯉のぼりにはどんな意味があるの?

鯉のぼりは中国の登竜門伝説からきています。
激しい滝を登りきった鯉は竜になれるという伝説で、
困難に打ち勝つほどのたくましさから、
こどもが強く元気な子に育ちますようにという
意味が込められています。

一番上は黒い鯉で真鯉、
二番目は赤い鯉で緋鯉、
三番目は青い鯉で子鯉と呼びます。

【実は母への感謝の日でもある

こどもの日は、こどもの健やかな成長を
願う日ですが、実は母への感謝の日でもあるのです。

もともと、こどもだけでなく、「母子」ともに
健康で豊かであることを願う日だったのです。
世のお母さんたちは、日々母への感謝の日を
願ってもいいかもしれませんね。

こどもの日の由来についてお伝えしましたが、
いかがでしたか?

深く理解した上で、感謝の気持ちを持ちつつ、
健やかな成長を願う日をお祝いしたいものですね。


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