【コラムVol.462】
きのこでつくる、
腸から整える秋の食卓

秋のきのこは「美腸」の味方！
秋になると一気に種類が豊富になるきのこ。
しいたけ、まいたけ、エリンギ、
しめじなど身近なものから、
ポルチーニやトリュフといった
少し特別な存在まで、
まさに“森の恵み”と
呼ぶにふさわしい季節です。

きのこには、不溶性食物繊維と
水溶性食物繊維の両方が含まれ、
腸の働きを助けて
デトックス効果を高めてくれます。

さらに、腸内環境が整うことで
肌の透明感や代謝アップにもつながり、
秋冬の乾燥や冷えに負けない体をサポート。

また、ビタミンDが豊富なのも嬉しいポイント。
夏に紫外線を浴びた肌の回復や、
これから日照時間が減っていく時期の
気分の落ち込み対策としても
役立つと言われています。

まさに、美容と心身を支える
秋のスーパーフード！

【ワインと楽しむ「大人のきのこ料理」】

きのこの旨みは「グルタミン酸」が豊富で、
ワインとの相性も抜群！
テーブルに一皿加えるだけで、
普段の腸活料理がワンランク上の
「大人の食卓」に変わります。

《きのこリゾット × シャルドネ》

　しめじやエリンギをバターで炒め、
仕上げにパルミジャーノを加えたリゾット。
クリーミーな口当たりには、
樽香のあるシャルドネが好相性。
ふんわりと香ばしい余韻が広がります。

《グリルきのこのマリネ × ピノ・ノワール》

　オリーブオイルとハーブでマリネした
エリンギや舞茸、椎茸をオーブンでグリル。

香ばしさとワインの赤い果実の
ニュアンスが調和し、
軽やかでエレガントなマリアージュに。

《ポルチーニのクリームパスタ × バローロ》

　濃厚な旨みを持つポルチーニは、
王道の赤ワインと合わせたい一品。
深みのあるバローロをゆっくりと傾ければ、
イタリアの秋を旅しているような
贅沢な時間が広がります。

きのこ料理に合わせるワインを選ぶことで、
食卓そのものが「腸活」以上に心を満たす時間に。
大人の女性にこそ試してほしい楽しみ方です。

【取り入れやすい「きのこ習慣」】

「特別な料理をしなくても、
きのこは毎日の食卓に取り入れやすい食材」
というのも魅力。
忙しい日々のなかでも続けやすい工夫をご紹介します。

《朝のスープにしめじをプラス》

お味噌汁やポタージュにきのこをひとつかみ。
腸を目覚めさせる朝習慣に。

《サラダにグリルきのこをトッピング》

オーブントースターで
焼いたきのこをサラダにのせれば、
温冷のバランスが絶妙。
オリーブオイルやバルサミコを
かけるだけで立派な一品に。

《きのこのオイル漬けを常備菜に》

好きなきのこをガーリックと
一緒にオリーブオイルで煮るだけ。
パスタの具やバゲットのトッピングに、
ワインのお供にもなる万能アイテム。

無理なく、でも確実に
体を整えてくれる
「美腸の味方」が、
冷蔵庫にある安心感。

【まとめ】

秋のきのこは、
美腸・美肌・心のリラックスを
支える優秀な食材。

ワインと合わせれば、
ただの「腸活」が、
上質でおしゃれな「自分時間」へと
昇華します。

美容にも健康にも効く、
そして何より美味しい。
そんな秋の食卓を、
きのことワインで彩ってみませんか？

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