【コラムVol.238】
年末年始
鏡餅を飾る由来

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こんにちは!
VICTORIA Designのミニコラムをご覧くださり、
まことにありがとうございます。

12月になるとスーパーやホームセンターで
見かけるようになる鏡餅。
門松や注連縄と比べて手に取りやすい
サイズであることもあり、
お正月の準備というとひとまず
鏡餅を飾るところから始めるという方も
多いのではないでしょうか?

ところで、皆さんは年末になるとどうして
鏡餅を飾るのかをご存知ですか?
今回は知っているようで知らない
鏡餅の由来について詳しく解説していきます。

 

【どうして鏡餅を飾るの?】

日本では元旦になると
高い山から年神様が家々に降りてきて、
新しい一年に幸福をもたらすとされています。

鏡餅は、そんな年神様を
お迎えするために飾る正月飾りです。
鏡餅は三種の神器の一つである
「銅鏡」という鏡に由来し、
神様が宿るとされている銅鏡と同じように、
年神様の依り代として扱われます。

また、鏡餅は年神様の依り代であると
同時に年神様へのお供え物としての
役割も持ち合わせています。

つまり、鏡餅は年神様を家に
お迎えするためのキーアイテムと
言えるでしょう。

【鏡餅を飾る時期は?

鏡餅を飾り始めるのは12月28日が
良いと言われています。
なぜなら「8」という数字が末広がりで
縁起が良いとされているためです。

一方で12月29日・12月31日は鏡餅を
飾り始めるには良くない日だと言われています。
これは、「9」という数字から「苦」が連想されることや、
お迎えする年神様に対して急ごしらえで
失礼であるとされるためです。

つまり、もし鏡餅の準備が12月28日に
間に合わなかった場合には、
遅くとも12月30日に飾ることで
年神様を気持ちよくお迎えすることが
できるでしょう。

【飾り終わった鏡餅はどうしたらいい?】

年神様がいらっしゃる松の内が明けた
1月11日を「鏡開き」の日と言い、
飾り終えた鏡餅は捨ててしまわずに
食べるのが一般的です。

鏡餅には年神様のパワーが残されているため、
食べることによって幸福にあやかることが
できると言われています。

焼いて醤油やきな粉をつけていただいたり、
お雑煮やお汁粉の具材としていただいたり、
お餅はいろいろな食べ方ができる食材の一つです。
是非お好みの調理法でおいしく食べてみてくださいね。

 

【まとめ】

今回は鏡餅の由来について、
飾る時期なども含めて解説しました。
以下が今回の記事のポイントです。

●鏡餅は年神様をお迎えするためのキーアイテムである
●鏡餅を飾るのは12月28日が良いとされている
●飾り終わった鏡餅は鏡開きの日に食べることによって
年神様のパワーをもらうことができる

皆さんもこの記事を参考に、
鏡餅を飾って年神様をお迎えする
準備を進めてみてはいかがでしょうか。

 

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使用後は鏡餅は空洞の入れ子式になっていて桐製の箱の中に収納できますので、
次の年までコンパクトに収納して、毎年繰り返しお正月飾りとして活躍してくれます♪

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