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伏せ焼とは??
一般的に食器は、
飲み口や注ぎ口を上に向けて焼き上げます。
その際に、底の部分は、
釉薬を剥がして焼きます。
底に釉薬がついていると、焼き上がりの際、
溶けた釉薬が接着剤のようになってしまい、
焼き釜内部とがくっついてしまうからです。
釉薬が塗られていない底の部分はザラザラしますが、
飲み口はツルツルして、滑らかな手触りに仕上がります。
これに対して伏せ焼は、
トチという山状の耐火物の上に一つ一つ乗せて、
飲み口や注ぎ口の部分を下にして焼き上げる技法です。
底の部分はツルツルして滑らかになり、
トチと接する飲み口にあたる部分は、
釉薬が剥がされ、ザラザラするため、
焼き上がり後、ダイヤモンド研磨加工などで仕上げます。
あえてこうした方法で焼き上げる理由は、
1200~1300度の高温の窯の中で、
器が変形してしまうのを防ぐためです。
そのため主に、
薄い器を焼き上げる時に用いられる技法です。
口部分の方が薄く仕上がるので、
高級感がプラスされたような
繊細な見栄えになるのが特徴です。
当店でも、伏せ焼の商品には、
「伏せ焼」と記載をしています。
伏せ焼でのポーセリンアートも、
ぜひお試しください。
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