【ミニコラムVol.2】
上絵付けと下絵付けの違い

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こんにちは!
VICTORIA Designのブログをご覧くださり、
まことにありがとうございます。

 

ポーセリンアートを嗜む方、
テーブルコーディネートにご興味がある方、
食器の収集をご趣味にしていらっしゃる方、
お料理が得意でお好きな方にはもちろんですが、

陶磁器に描かれた模様や絵柄に
魅了される機会が多いと思います。

『上絵付け』とは、釉薬を施した後の素地に絵付けして、
600℃~800℃の低温で焼成する技法を言います。

さらに、施釉後は表面がツルツルに滑らかになるため、
絵付けがしやすく、色使いの幅が広く、
大量生産できるというメリットがあります。
そのため、市場で多く目にするのは、上絵付けの技法です。

そして、白磁に転写紙を貼るポーセリンアートは、
釉薬を施した後の素地に絵付けすることにあたるので、
まさに『上絵付け』にあたりますね。



一方、『下絵付け』は、上絵付けとは逆に、
施釉前に絵付けを施す技法です。
『染付け』ともよばれます。
表面がザラザラしている素焼きの素地に絵付けして、
その後に釉薬をかけて、
1200℃~1400℃という高温で焼成されます。

高温での焼成は、 絵付けに使われた絵具や顔料が溶けてしまうため、
使える絵具が限られて、発色にも大きく影響します。



こうして、上下の違いというのは、
釉薬を境界線にして区別されているのが分かります。

『上絵付け』は、
絵具・顔料
釉薬
素地

『下絵付け』は、
釉薬
絵具・顔料
素地

・・・といった層となるので、
『上絵付け』は剥がれることがありますが、
『下絵付け』は剥がれることがないのです。

陶磁器の絵付けの技法の違いについても
ぜひ楽しんでみてください。

 

 

『上絵付けと下絵付けの違い』におすすめの商品をご紹介!

1.GRAPH(グラフ・プラチナ)

スタイリッシュで近未来的な柄でありつつも、
どこかモダンな和風テイストを感じさせるデザイン。

2.CLOUD(クラウド・ライトグレー)

キュートな雲のデザイン。
カラーは『ホワイト』と『ライトグレー』の2色。

3.ツインハンドルカップ&ソーサー

ツインハンドルで、
お子様用として便利です。

4.FEMININE FLOWER (フェミニンフラワー・ピンク)

シャビーフレンチ風のタッチが特徴な、
花柄のポーセリンアート転写紙。

 

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