【ミニコラムVol.14】
お正月飾りの由来と意味

  • CATEGORY:
  • LINEで送る

こんにちは!
VICTORIA Designのブログをご覧くださり、
まことにありがとうございます。

お正月飾りといえば、 門松、しめ縄飾り、鏡餅ですね。

もともとお正月飾りは、
年神様をお迎えしてお祀りする、
一年の幸せを招くため、
厄や災いを払うため、
などの由来や意味が込められています。



特に、門松は、
年神様が家を探すときの目印となるため、
もっとも重要なんです。

二体を一対で飾ることが一般的で、
向かって左を雄松、右が雌松とされています。
一対の枝若松を飾るご家庭も増えています。

門松で使われる植物は、
縁起が良いとされる松・竹・梅ですが、
この3つは冬の寒さに強く枯れにくいため、
縁起物として重んじられてきました。

松は「祀る(まつる)」という言葉にも繋がり、
樹齢が千年にもなることから、
不老長寿の象徴とされています。

竹は成長が早く、
雨風にも負けず真っすぐ成長することから生命力の象徴、
梅は、新春早々に香り豊かな花を咲かせることから、
出世や開運の象徴とされています。



そして、しめ縄には、
魔除けや封じ込めの意味があります。

神社のしめ縄は、御神域との俗世との境界線を表していて、
このため、一般の家庭でもお正月という特別な時期に、
年神様が訪れやすいよう、門松と一緒にしめ縄を飾ります。

他にも、玉飾り、輪飾りなどがありますが、
神様が宿るとされる場所に飾りましょう。

さらに、鏡餅は年神様へのお供えとして、
床の間や神棚に飾ります。

床の間や神棚がないお家では、
玄関から遠い、奥まった場所に飾るのがよいとされており、
リビングやダイニングなどに置くのが一般的です。

昔から、鏡は神様が宿るとされてきました。
青銅で出来た古代の鏡の丸い形をもとにしたと言われ、
丸餅を二つ重ねるのは、二つの餅を太陽と月に見立てて、
「月日を重ねる」という意味があります。

丸餅の上に乗せる橙はその年に付けた実を落とさずに、
その後何年も新しい実をつけていくため、
家系の繁栄を願う縁起を担いでいます。

また、鏡餅は1月11日の鏡開きの日に片付け、
家族全員で雑煮やお汁粉でいただきましょう。

 


お正月飾りを飾る時期は、
末広がりを表す「8」が付く28日か、
キリのよい数字の30日がベストです。

なお、お正月飾りを片付ける日は、
しめ縄や門松は「幕の内」とよばれる1月7日まで、
毎年1月15日に行われる神社のお焚き上げか、
地域のどんど焼きなどで処分しましょう。

門松、しめ縄飾り、鏡餅、
それぞれの由来や意味を理解して、
日本の伝統を守り続けていきたいですね。

 

 

 

『お正月飾りの由来と意味』におすすめの商品をご紹介!

1.KUMIKIKKOU(組亀甲・ブラック2)

不老長寿の象徴である亀甲柄転写紙
落ち着いた上品な雰囲気がお正月にピッタリ♪

2.HANANOEN(ハナノエン・ブライトゴールド)

縁起が良いとされている南天と、桜の枝をゴールドであしらった、
新春やハレの日など、特別な日に相応しい和柄の転写紙

3.HANAMON(ハナモン)

梅、桜、牡丹、菖蒲あやめ、楓などの花々が美しい
花紋をモチーフにした和風転写紙

4.金扇子

フラワーアレンジメントに飾れば
華やかなお正月にピッタリ♪

 

VICTORIA Design

  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。